【荷物の片付けと処分のお話し③】売れるもの売れないもの

空き家の荷物、どんなものが売れる?

 

さて、前回の「遺品整理編」で述べた通り、遺品整理では使う予定の無いものは処分してしまうことが重要です。
「空き家の99%は処分するもの」と思って片付けをしましょう。

とはいえ、多くの方は、まだまだ使えるものは、捨ててしまわずに売ってお金に換えたいと思うはず。

今回は、

・売れるもの、売れないもの

・誰に頼めば買い取ってくれる?

を見ていきます。

 

【家具】

荷物の処分について相談があった時、
「まだ使える家具が多いから、リサイクルショップに買い取ってもらいたいんです。
別にお金が欲しい訳じゃないんです。まだ使えるから処分費出して捨てるのもったいでしょ?
だから、引き取ってくれるだけでもいいんです。ダダであげるんだから、引き取りくらい出来るでしょ?」
というお話を、所有者様からされることがあります。

しかし・・・、世の中そんなに甘くありません・・・

リサイクルショップが買い取って(引き取って)くれる基準は、『リサイクルショップに訪れる人が買いたくなる商品かどうか』だけです。
需要がないものは在庫になるだけなので、引き取ってもくれません。

その代表格が・・・

婚礼ダンス!!

購入したときは数十万円した高価なものなので、捨てるなんてもったいないと思う気持ちも分かります。
昔は、『和タンス、洋タンス、鏡台 のセットで100万円以上』を娘の嫁入りに持たせることも普通でした。
しかし、この「見た目も重量も気持ちも重たい家具」をわざわざ購入して、家に置こうと思う人は滅多といません。

逆に、

「ニトリの食器棚」のように、安価だけど家に置きたいと思える家具であれば、リサイクルショップは買い取ってくれる可能性大です。

つまり、買い取ってくれやすい基準は、「高価なモノ」だとか「まだ使える」ではなく、
「買いたい」「使いたい」「家に置きたい」と思えるかどうかなんです。

私の経験上、「引き取ってくれないものと」と「買い取ってくれやすいものと」はこんな感じです。
(業者によっては買い取ってくれる業者もあります。目安程度で参考にしてください)

引き取ってくれにくい物

・婚礼ダンス
・縁起物
・着物ダンス
・デザインの古いソファ
・昭和に流行った彫り込み加工のある家具
・昭和に流行った濃い茶色の家具・食器棚
・健康機器

買い取ってくれやすい物

・デザインが今でも通用する食器棚等
・桐のタンス(着物タンスは売れない)
・相当古いもの(骨とう品)
・一枚板のテーブルなど、今でも価値のあるもの

つまり、いかにも昭和中期っぽいものは、非常に売れにくい!ということなのです。

ただ、コレクターが買ってくれるようなマニアックなものの場合は、話は別。
興味のない人からするとガラクタにしか見えないのに、コレクターなら数十万円出して買うようなものもあります。
空き家に趣味のモノがたくさんあるときは、専門の買取業者を探して相談してみても良いでしょう。(もしくはメルカリ等のサイトを利用)

 

次回は「空き家の荷物 売るコツ」をご紹介します。