【 自分の空き家、もういらない!⑥ 】 相続放棄するならなにもするな?

「相続放棄するなら何もするな?」

 

親が亡くなり、葬儀が終わったら、いろいろとやることがあります。

・荷物の片づけ
・銀行の凍結口座解除
・車の売却、名義変更
などなど、やることはたくさんです。

 

でも、いろいろな諸事情で相続を放棄する場合、
やってはいけないことがあるのです。

それは、「相続したと思われる行動をとってはいけない」ということ。

 

つまり「親の資産の一部を自分のものにする」行動をとると、
「あなた、相続してるじゃない。だからもう放棄できないよ」
となるのです。

 

 

例えば、最初にあげた3つの項目

・荷物の片付け
荷物を片付けて処分するだけなら問題ないが、持って帰って自分で使ったり、売って利益を得たりすると相続したとみなされることがある。

 

・銀行の凍結口座解除
口座を解除するという事は、その口座に入っていたお金を新しい名義人のものにするという事。
その名義人を自分にしたら、その時点で「相続しました」ということになります。

 

・車の売却、名義変更
親の名義の車を売るには、名義変更が必要です。
売る気が無くても、名義変更したら権利は自分のものになります。
つまり、相続したことになるんです。

 

以前にも書いたように、「相続放棄は3ヶ月以内に手続する」という決まりがありますが、
3ヶ月以内でも、上記のような「相続したと思われる行動」を取ったら、
その時点で相続放棄できなくなる可能性があります。(判断は家庭裁判所にゆだねることになりますが)

さらに、相続放棄後に「実家の片づけをしてたら使えそうな家具家電があったので、売ってそのお金を自分のものにした」
などの行為をしたら、相続放棄が認められなくなることもあるので要注意です。

 

 

相続放棄はちゃんと考えておかないと、大変なことになることがあります。
それを次回に見ていきます。