【 自分の空き家、もういらない!② 】「市に寄付します」は断られる?

「いらない家(土地)を市に寄付します」はハードルが高い!

田舎の土地が空き家になっているし、もういらないから市に寄付しようと思ってます。
というセリフを聞くことがあります。
実際に市に「譲ります」と言いに行った方も数人知っています。

しかし全員、「いえ、要りません」「タダでも貰えません」と断られています。
無料で譲渡なのになんで貰ってくれないんでしょう?

「タダで寄付するって言ってるんだから、市としては譲り受けて当然でしょう」
「空き家は市の問題でもあるのだから、寄付してもらえれば問題解決になるでしょ?」
「転売したら、市税のたしになるでしょ?」
こういった発想をお持ちの方もおられるようです。

では、なぜかというと
「その土地に価値はあるの?」ってことなんです。
つまり、高く売れそうな土地なら、市も喜んで譲り受けてくれるのです!

しかし、「人通りの多い駅前の一等地」を無料で市に寄付する人がいるでしょうか?

「市に寄付したい家(土地)」とは
・人気無い
・売れない
・家が古い(壊すしかない)
・空き家期間が長くてもう使えない
・倒壊の危険性有り
・持っていてもメリットがない
こんな家(土地)ばかりなんです。

そんな家(土地)を貰ったところで、市も困るので
「要りません!!ご自分でなんとかしてください」と言われてしまうのです。
全国的にも「寄付します」→ 市担当「譲り受けます」が成立することなんてほとんど無いようです。

「なるほど!都合の良い寄付はダメなのか!では相続放棄して国庫に帰属させよう」
と考える人もおられますが、それもそんなに甘くないのです。

次回は「相続放棄」について見ていきます。